アイレベル

アニメ私塾の室井さんの「アイレベルで困ったら～」ツイートを自分なりに消化したくて単純化＆簡素な人物を置いてみた二次創作。
俯瞰が説明なのは判るけど「臨場感がまるでなくなる」とまでは感じないのは、たぶん自分の感度(理解力)が足りてないからだなぁ…※三枚目はお遊びです。 pic.twitter.com/CrMxJryQzD

— oc4(主に絵垢) (@2018oc4) January 11, 2019

↑正解

●参考写真の撮り方
『アイレベルは腰がベター』
・目線で撮るとフカンで客観的に見える。
・腰で撮って初めてフラットにキャラを捉えられる
『ズームしよう！！』
・スマホは初期設定が標準〜広角気味
・ズームまたはトリミングして歪みの少ない絵を使う pic.twitter.com/RVUMm8JZhY

— アニメ私塾 (@animesijyuku) November 2, 2022

↑間違い

分かるかなあ

アイレベルについて描いたやつ… pic.twitter.com/40zsUTlBU7

— 高橋敦史 / atsushi takahashi (@girodetakahashi) March 6, 2015

単純な話、カメラの高さは何を画面の中心に持ってくるかによる訳 で
腰の位置の高さなら腰が中心になり上半身と下半身の比率が同じようになる
全身のショットならこれは理解できる
では肩ナメ会話では？顔のアップでは？
当然腰の位置では腰がアップになるだけで最悪フレームに収まらない
顔を収めるにはカメラのアングルを煽り気味にするしかなくなる
そうなると最早別の演出としての意味合いが出てきておかしなことになってしまう
要するにカメラの高さはシーンによって当然のように変わる
常に腰の位置がベターなどと言うのは非常に誤解を生む説明だ

更に室井様の説明には重大な間違いがある
2コマ目、3コマ目の絵を見ると地平線が画面の中央から上下している
これはカメラの高さの変化というよりカメラの角度の変化である
地面から水平に構えたカメラはその高さに関わらず地平線を画面の中心に捉える
つまりこのような画像は明確にカメラを傾けなければ撮れないのだ
アオリ感やフカンに近いではなくそのものである
先程も言ったとおりカメラを傾けるということはそれ自体が一つの演出である
この混同は避けておきたい

もう一つ指摘をしておくと説明に使われている人物の絵はすべて使いまわしであり、上下や縦のパースが考慮されていない
カメラアングルやパースを理解できていない人にとっては危険な例となってしまっている