リズと青い鳥を見ました
シャニアニが山田尚子を目指すとか、蓮をリズの山田尚子に任せたいとかちらほら声が聞こえる中、本当に山田尚子でいいのかと懐疑的になりつつ
言うて山田尚子とかユーフォとか平家物語の最初の方しか知らないし、そんなに評価がいいなら自分の方を改めないといけないかなと思っていた
丁度ユーフォ3期に先駆けてEテレでやるってことで予習の為に視聴
予備知識はユーフォ1期視聴済み
何処が駄目だったか忘れちゃうのである程度まとめておこうと思う
■カット割りがおおすぎ
まず目につくのがこれ
法則性があるわけでもなく、本当に乱雑にカット割ってるだけと印象で見てて疲れてしまう
法則性とはつまり前振りのカットで後につなぐカット割りとか
逆に一枚絵の印象を際立たせる為にあえてランダムでつなぐとか
映画なんだから長回ししても文句言わないのに…
■絵本パート
つまらない以前にきつい
擬人化はきついって
丸々要らないと思う
結局のところリズと青い鳥の関係性は寝食を共にしたというだけという
そりゃ別れるのは辛いだろう
でもだからどうしたという話
後述するみぞれと希美の関係性に関わるの重要な話のはずが
変に力入れて描写したせいで齟齬を起こすことになる
■リズと青い鳥とみぞれと希美の関係の不一致
みぞれはリズと青い鳥の関係を自分達に重ねるわけだが
いや、君たち全然関係性違くねというのが最初からついて回る
課題曲だからリズに思いを馳せるのは理解できるし、青い鳥を放したのは理解できないというのも分かる
でも青い鳥=希美にしたのは理解できない
希美って全然みぞれに縛られてるように見えなかったし
で結局その懸念は正しかった訳で解釈が逆転する
途中薄々気づいてはいたがちょっと強引過ぎないかと思っていたが、結局そのまま行ってしまった
本作の一番の見せ所でカタルシスのある場面であるが奏功したとは言えないかな
希美側の描写の希薄なんだよね
音大パンフレットじゃ淡白過ぎませんかね?
先生の塩対応もbotみたいで笑ってしまった
希美の目隠し演出やら、麗奈の発破等
なんか表現が表面的過ぎる
それこそ演奏で気づくとかで良かったのに